2009年04月14日

綺麗、養生塀


  名古屋城本丸工事

工事も愈々佳境に、それに伴い養生塀も綺麗に化粧を施しお目見えだ。
本丸御殿の襖絵と復元工事のイベントの模様を養生塀に表示、美しい。

  

    

Posted by 太閤錦 at 19:00Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

 この風景を見ていると思い出すのが紀友則の歌です。

解釈「日の光ものどかな春の日なのに、桜の花だけはどうして落ち着きもなく、あわただしく散り急いでいるのでしょうか」今も昔も人の心は同じなんですね、 《そんなに急いで散らないで》 との叫びが聞こえてくるようですよ。

  久方の 光のどけき春の日に 
      しづ心なく 花の散るらむ 
    紀友則

  


  
タグ :万葉集

Posted by 太閤錦 at 16:37Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2009年04月10日

花の命は短くて

  流れ流れて堀川の浮き花となる

 今年は3月23日に開花して、その後花冷えの期間が1週間ぐらい続き、4月3日に満開宣言が出るという異例の事態でした。
こうゆう年は、見頃の期間が短くなり、早く散りだすと言われてます。

通常は満開から1週間ほどは見頃ですが、今年は満開から4日ごに散り始めたようです。

 8日には堀川で沢山の桜の花びらが、浮き草のように浮かんでました。
つくずく花《桜》の命は短くて儚いものと思い知らされました。

   


 今年の花見は、遠くまで(7日に根尾、9日には吉野と)出向き身に余る思いをしたみたい、蕪村さんの俳句を思い出します。
   きのふけふ高根の桜見ゆるかな       蕪村

 またこの花見を通じて色々なことを、、。
   さまざまの事思い出す桜かな         芭蕉  

 後はヤエザクラだけだね。     

  
タグ :お花見

Posted by 太閤錦 at 17:56Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2009年04月08日

参道は桜トンネル


   谷汲山 華厳寺

 凄いは、コノ参道、、桜のトンネルじゃ~。
根尾の帰り道によったがきれいだねぇ、丁度満開で素晴らしい、人出も多いね。

 

  

  

 華厳寺まではかなり時間もかかりそうなので、仁王門で失礼したお参りは次回に取っておくとしよう。  

Posted by 太閤錦 at 07:50Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2009年04月07日

天皇御手植の桜?

     根尾の薄墨桜 《1500余年の歴史》
   み    しろ  のこ        うすずみ                     さ か    とど                 「身の代と遺す桜は薄住よ 千代に其の名を栄盛へ止むる」  

 継体天皇は都からの招きで尾根谷を去ることになった。そこで住民との別れを惜しみ一本の桜の苗木をお手植えになり上記の詠歌一首を遺された。と言う伝説がある桜です。

 蕾の時はピンクで満開時は白く、散り際には淡く墨色を帯びるのでこの名まえが付いたそうです。

 


 

 根尾谷と言えば明治時代の大地震により大きな断層が出来たことで有名ですよね、いわゆる根尾谷断層ですよね。
車窓から見ると蔽いかぶさる様な断崖絶壁は、今にも山が崩れてきそうで恐かった。

 

 平日と言うのに道は渋滞で現地まで3,5時間ほどかかった、次は樽見鉄道が良いのかなぁ。
でも次行くまで持つかね、1500年物の桜ですからね、何時までも元気でいてほしいね。
桜のお医者さんに頑張ってもらいましょう。  

Posted by 太閤錦 at 21:29Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2009年04月03日

開花から10日以上で?


     満開宣言だって

 こんなことって過去にあったかい、記憶にないね。
毎年暖冬で見頃が早くなってますがこんな事はねぇ、、。
これで盛んに言われてるように、満開から散るまでが早くなるんじゃたまらんよね。
見頃になってから花冷えなら見頃の期間が長くなるのに、、今年はついてないね。
7日には「根尾の薄墨桜」、9日に「吉野山の山桜」を予定しているが心配だね。  
タグ :

Posted by 太閤錦 at 23:05Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2009年04月01日

お花見風景


  鶴 舞 公 園

 市内で一番人気のお花見スポットだ。
今日は昼間から賑わっていたが北風も強く、サクラも辛そうでバラバラと飛散してたわ。
 入学式でもあったのか袴姿の女性もチラホラ、、、。


    

     

Posted by 太閤錦 at 16:56Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2009年03月28日

ソメイヨシノは?


  ボツボツ見頃に

 日当たりの好い所悪いところなどで咲き方が違いますね。

  名城のお堀では

  
 平均的に5・6分ぐらいですか。

  名城内は

  
 全体的に4・5分かな、右のは北側のお堀越しに対岸のシダレサクラを撮って見たがまだまだですね。  

Posted by 太閤錦 at 18:04Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2009年03月27日

お見事・姿形色良し・

   ベニシダレサクラ
   
 今市内で一番のシダレサクラだよん。
色合、姿形は美しいです。
道行く人も「わぁ~綺麗ね」としばし佇み見とれてますね。ハート3
5・6年前は、能楽堂横のシダレサクラが抜群で、今頃はカメラマンで一杯でした。
でも今は無残な姿で人の姿もなく寂しい限りです、、残念ですね。顔16

 現在の能楽堂横のシダレサクラの姿です。

   

Posted by 太閤錦 at 16:58Comments(4)TrackBack(0)生活と文化

2009年03月02日

春麗香りを尋ね、、。

   紅、白、黄の梅の花       農業センター  

 梅といえば先ずは香りですよね、あの有名な菅原道真の和歌を思い浮かべますね。
もちろん花の美しさは言わずもがなです、今日はお天気は申し分ないんですが風が強くて、、。
桜吹雪ならず、梅吹雪でとんだ迷惑な風でした。













   

Posted by 太閤錦 at 18:12Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2009年03月01日

芳香の花咲く


   沈 丁 花    (シロバナジンチョウゲ)

   古庭の 古き匂ひや 沈丁花        正岡子規

 花の香りが漂ってきましたよ。
ご近所の玄関先に植えられたこの花、今年はだいぶ早く咲きました。

良く見るのが花の外側が淡紅色、内側が白色の「ウスベニジンチョウゲ」ですが、これは「シロバナジンチョウゲ」です。
その他、葉に斑点のある「フクリンジンチョウゲ」などがありますね。

 沈丁の 香にひたりゐて 過去は過去     上村占魚

 なんて俳句もありますよ。  
タグ :早春沈丁花

Posted by 太閤錦 at 08:47Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2008年03月07日

花と俳句⑧

    スイセン  清楚な印象の花

別名を「雪中花」と言うように、中国では昔から冬の花として、愛され多くの詩題にされた。
西洋でも文学に登場する花のなかで最もふるいもののひとつだ。
日本で最初に書物に記載されたのは室町時代で、詩歌に詠まれるようになったのは、俳諧時代からである。
この花は地中海地方の原産で、日本へは中国を経て渡来し福井県の越前岬や、伊豆の爪木崎、等が自生地として知られている。

 其のにほひ桃より白し水仙花       芭蕉
 水仙や寒き都のここかしこ         蕪村
 水仙の咲よく見ゆる凹み哉         一茶

  

Posted by 太閤錦 at 18:31Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2007年11月10日

この花何の花?

 花の名前を調べても解らない時ってなんか引っかかるんだよね、だから此処にUPしてご存知の方のお知恵拝借します。


ラン科ですかね?


ボタン科?  

Posted by 太閤錦 at 11:26Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2007年10月31日

花と俳句④

    金 木 犀    モクセイ科/モクセイ属

中国原産で、日本に渡来したのは江戸時代と考えられ、庭木として広く植えられている。
金木犀の花の色は、濃い黄色で香りが素晴らしく、九里先まで届くという意味で九里香の名がある。

そんな香りが印象的なので、古くから多くの歌に詠まれています。




   木犀の昼は醒たる香炉かな           嵐雪 


   木犀や障子しめたる仏の間            正岡子規 

たんに木犀といえば、金木犀をさすことが多いのだそうでが、ギンモクセイやウスギモクセイ等の総称として表現されています。  

Posted by 太閤錦 at 19:00Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2007年10月30日

花と俳句③


  コ ス モ ス   (和名 秋桜)  キク科/コスモス属

メキシコ原産でヨーロッパへ伝わったのは18世紀後半、スペインはマドリッドの王室植物園園長カバニレスに贈られ、コスモスの名前がつけられた。

コスモスはギリシャ語で秩序や調和を意味する「kosmos」を語源とするそうです。

日本への渡来時期は明らかではないが、幕末から明治中期にかけてだと思われる。
明治末には全国で栽培され、多くの園芸品種がある。

比較的近年の帰化植物ですが、その可憐な姿に多くの俳人に愛されたようですね。




  コスモスの花あそびをる虚空かな               高浜虚子


  コスモスの影をとどめず風吹けり               石原舟月





 




 


             

  

Posted by 太閤錦 at 07:00Comments(0)TrackBack(0)生活と文化

2007年10月25日

花と俳句②

 桔 梗  キキョウ科/キキョウ属

 桔梗は秋の七草の一つで、日本各地の山地で自 生する草花です。

 花は一般的には青紫ですが、観賞のため栽培されることも多く、白や二重咲きなどもあります。

 秋の野花のなかで、そのキリリとした姿と鮮やかな青紫は印象的で、雨にぬれたさまも魅力です。

 そんな桔梗を、古くは「万葉集」の歌人たちや俳人たちがその風情を詠っています。


 また、漢方では天日干しにした根を「気管支炎」や「扁桃腺炎」などの薬として用いている。


 修行者の径にめつ‘る桔梗かな     蕪村


 紫のふつとふくらむ桔梗哉     子規

   

Posted by 太閤錦 at 15:39Comments(4)TrackBack(0)生活と文化

2007年10月23日

花と俳句

      キク科/キク属

菊は桜と並び日本を代表する花の一つで、奈良時代の始め頃、中国から渡来したらしい。
菊の栽培が一般に広まったのは江戸時代のこと、この時代に現代の園芸品種の基礎が築かれた。
今では鑑賞用に広く栽培され、花の大きさや咲き方などの異なる多くの品種がある。
大菊、中菊、小菊、と花の大きさで分けられる、花の色には黄色、白色、紅色などがある。
また咲き方も一重咲きや、八重咲きなどがあり種類が豊富です。





どうですこの優雅で気品のある姿、多くの俳人たちがその思いを詠んでます、その一旦を紹介します。

 白菊の目に立てて見る塵もなし      芭蕉


 有る程の菊抛げ入れよ棺の中      夏目 漱石


 





  

Posted by 太閤錦 at 17:29Comments(2)TrackBack(0)生活と文化
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