2007年10月31日

花と俳句④

    金 木 犀    モクセイ科/モクセイ属

中国原産で、日本に渡来したのは江戸時代と考えられ、庭木として広く植えられている。
金木犀の花の色は、濃い黄色で香りが素晴らしく、九里先まで届くという意味で九里香の名がある。

そんな香りが印象的なので、古くから多くの歌に詠まれています。




   木犀の昼は醒たる香炉かな           嵐雪 


   木犀や障子しめたる仏の間            正岡子規 

たんに木犀といえば、金木犀をさすことが多いのだそうでが、ギンモクセイやウスギモクセイ等の総称として表現されています。

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