2007年09月03日

小林城跡

小林城は現在の矢場町清浄寺の地域であった。
天文17年(1548)尾張の守護斯波氏の一族、牧下野守長義(後に義清ともいう)による築城。
その子清長が居城し前津小林4000石を領した。
長清は信長の妹、柴田勝家の妻お市の方の姉のおとくを娶り、人々はその夫人を親しみを込めて小林殿と呼んでいた。
長清は老後仏道に帰依し死後廃城となった。
城跡は、二代尾張藩主光友の剣術師範を務めた、柳生新陰流の達人、柳生兵庫の屋敷地となった。
元禄年間(1688~1703)にその址に清淨寺が建てられた。

寺域に長義・長清父子の墓がある。
寺は戦争により焼失し昔の面影はない。








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