2011年06月03日

花言葉は「忍耐」


    花 菖 蒲 展    (於)名古屋市緑化センター

 花菖蒲はアヤメ科の植物でその種類は、ノハナショウブ、アヤメ、カキツバタ、ヒオウギアヤメ、シャガ、ヒメシャガ、エヒメアヤメなどがある。
ハナショウブはノハナショウブの園芸品種で、日本人の手によって改良されたもの、その発端は江戸時代初期で盛んに栽培されたのは江戸後期である。

 此処でハナショウブについておさらいしてみよう。
ハナショウブの改良にもっとも尽力したのは幕府の旗本松平金吾定朝(1773~1856)である。
その苦心の程が彼の著書「花菖蒲培養録」 (1849)に記されている。

 このように江戸を中心に改良された品種群を「江戸花菖蒲」とよぶ。
又旗本松平氏より肥後藩主細川氏に分譲され、熊本で改良されたものが「肥後花菖蒲」である。
その他「伊勢花菖蒲」などがある。

 ハナショウブは、アヤメ科の中では花形も大輪咲きで、ひと際美しい。






この記事へのトラックバックURL

 

QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
太閤錦
太閤錦
カメラと旅行が好きな、怒スケベ根性丸出しの爺です。 よろしくご指導のほどを。
オーナーへメッセージ