2010年12月24日

仏の教えとは

    生きるってことが・・罪??。
 今年は平城京1300年ということで私も奈良へ・・6月と言う梅雨時で。
平城京跡には朱雀門を始め大極殿や東院庭園などが再建されている。
凄い規模だ、甲子園球場が30個も入る広大なスペース、此処に様々な施設が・・昔の人のパワーって・・と思う。

 今まで如何してわからなかったのかね、この敷地内を近畿鉄道が横切っている。
奈良は二年前に東大寺、興福寺に来たが京都のついでで日帰りだった、今回は2泊3日だ。
明日香や、橿原神宮などにも足を伸ばした。

 薬師寺、唐招提寺そして石舞台等の飛鳥京の遺跡など先人の優れた頭脳を思い知らされた。
これらは仏教の教えによって統一された人民の力が結集された結果である。

 仏教の教えとは何だろう??。
「人生苦から救われ、世の中をよくするために」が仏教を学び信仰すること・・の目的だそうです。

 庭野 日敬氏の書によれば。
「生は苦である、老は苦である。病は苦である。死は苦である。怨み憎むものに会うのは苦である。愛するものに別れるのは苦である。求めるものの得られないのは苦である。一言にしていえば、  この人間の存在はすべて苦なのである。」と記している。

 人はアレが欲しい、こうしたい、など色々な欲望が頭の中を駆け巡り苦悶する。
しかし生きてることが苦であればこんな欲望などチッチャなことだと・・自分の悩みも失せるはず・・これが教えかな。

 勿論仏教の教えはこんな一言では言い表せないだろうが、こんなにアバウトな受け止め方も悪くない?と思うのだが如何なものだろう。

  参考

 仏教のいのち 法華経  庭野 日敬著

 平城京跡散策マップ



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