2010年01月21日

京都の新春④


   伝説の橋 《一条戻橋》

  延喜18年(918)文章博士・三善清行が亡くなった時、父の死を聞いた熊野の僧「浄蔵」が紀州熊野から京都に馳せ帰ってみると、その葬列は丁度この橋の上を取っていました。
浄蔵は柩にすがってなき悲しみ、神仏に熱誠を込めて祈願したところ、不思議にも父清行は一時蘇生して父子物語を交わしたと言う伝説から《戻橋》と名付けられたと言われています。

 又一条戻橋は「あの世」と「この世」をつなぐ橋ともいわれ、平安時代の天才陰陽師として名高い安倍晴明の父である保名が殺害された場所であり、晴明が呪法を駆使して保名を蘇生させた場所とも言われている。

 現在の橋は平成7年に新築されたものだそうです。

 この下を流れる堀川は、整備され都民の憩いの場所として利用されています。

 

  (2010-01-04撮影)

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