2009年04月13日

満開だ!八重桜


    いにしえの 奈良の都の 八重桜
        けふ九重に にほひぬるかな 
    伊勢大輔 (いせたいふ)

 八重桜といえばどうしてもこの歌を思い出しますね、 この歌は百人一首でおなじみで皆さんも良くご存知ですよね。
奈良から宮中に八重桜が献上された折、受け取り役が新参女房として侍していた伊勢大輔でした。
それをすすめたのは先輩女房の紫式部であり、受け取る時「歌を詠め」と命じたのが藤原道長だったそうな。
そのすすめをうけて、たちまちに詠んだのがこの歌である、寛弘五(1008)年のことだそうだ。

  

 この名古屋城北のお堀畔の八重桜は、台風の為ほとんどなぎ倒されて、今残っているのは4~5本です、昔を思うと心が痛みますね。




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