2008年12月05日

花と俳句

   石 蕗 の 花(つわぶきのはな) 

花の少ない季節の貴重な花で、色彩も鮮やかですね。
園芸栽培の歴史は古く「花壇綱目」(1681)に記されている。
この花は、特に茶室の庭に好んで植えられたそうで、俳句にも多く詠まれている。

   庭に干す 土人形や 石蕗の花        正岡子規

   静かなる 月日の庭や 石蕗の花       高浜虚子 

この花の葉柄をフキのように和え物、煮物、佃煮などにして食していたらしい。
また生の葉を火であぶって貼り、腫れ物の吸出しや、軽い火傷湿疹などに効果があると言われているそうな。     

この記事へのトラックバックURL

 

QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
太閤錦
太閤錦
カメラと旅行が好きな、怒スケベ根性丸出しの爺です。 よろしくご指導のほどを。
オーナーへメッセージ