魚心あらば下心
女からの手紙を童が差し出すと、宮はその素晴らしい歌に感動して宮も歌を返しました。

 「同じ枝に なきつつをりし ほととぎす 声は変はらぬ ものと知らずや」

「私と兄弟ですから、同じ枝で鳴いていたホトトギスのようなもの、だから声は兄と変わらないですよ」と貴方に興味がありますよと。
亡き兄を偲ぶだけでなく求愛しました。
これを見た女は毎度手紙を出すのもどうかと思い返事はしないことに。
ここらが恋の手練手管に冴えた和泉の凄いとこですね、この間のとり方は絶妙、、焦らし作戦ですね。

 和泉からの返事がないので、シビレを切らして宮の方から手紙が来ました。 それは次回へ。


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太閤錦
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カメラと旅行が好きな、怒スケベ根性丸出しの爺です。 よろしくご指導のほどを。
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