2007年11月09日

夢旅「京都」③

常寂光二   常 寂 光 寺

嵯峨野の鄙びた田舎道を進むと、楓に埋まった茅葦の仁王門と石段がある。
この石段の上に本堂、その隣には「小倉の妙見さん」と親しまれている妙見宮が祭られている。

その脇から小倉山へ登っていくと、百人一首の選者藤原定家の時雨亭趾があり、すぐ上に美しい多宝塔がみえる。
境内は四季折々の風情が抜群で、この季節は紅葉が素晴らしい。
今の本堂は二世日詔上人が、小早川秀秋の助力で桃山城の客殿を移築したものである。
また仁王門は元和二年(1616)本圀寺から移築したもの、仁王像は運慶作と伝わるものである。

 そうだ 京都 行こう。 より。

 小倉山 峰のもみじ葉 心あらば いまひとたびの みゆき待たなむ  貞信公      

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