広重・六十余州名所図会展 三菱東京UFJ銀行貨幣資料館 30代末から東海道や木曾街道の宿場、江戸や京都、大阪など各地の名所に取材して、風景画を描き続けた広重が、取材対象を日本全国にまで広げて描いたのがこのシリーズである。 広重57歳の時に発行が始まり、足かけ4年にわたって描き続けられました。 広重は、寛政九年(1797)に江戸火消同心の家に生まれた。 両親を早くになくし、15歳で浮世絵師を志して歌川豊広に入門した。 早くから才能を認められ、旅や諸国の名勝地を題材とした作品を多く描いた。 「東海道五十三次」で知られるようになり、江戸後期の浮世絵界で風景版画というジャンルを確立し、彼の代表作となった。 山城嵐山渡月橋 備前田の口海浜 石見高津山汐浜 飛騨籠わたし 尾張津嶋天王祭り 能登滝之浦